厳しい寒さが続くこの季節🥶
学校では持久走が行われているそうです。
そんな中、運動部ではない子供が急に長距離を体育で走り足を痛めてしまうことが増えています。
病院に行くと、シンスプリント・外脛骨・後脛骨筋炎・足底筋膜炎・モートン病、などなど
病名はいろいろとつきますが足の痛みはだいたいが原因は共通しています。
それはアーチの低下です!!😥
足のアーチ(土踏まず)というのを聞いたことはありますか?
足のアーチには、内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチと3つのアーチがあります。
このアーチは体重を支えたり、地面からの衝撃を吸収する役割があります。
扁平足というのを聞いたことがあると思います。
扁平足はアーチが落ちて土踏まずがなくなってしまうことです。
なくなると衝撃を吸収することができなくなるので、地面からの衝撃が体にダイレクトに伝わります。
その被害を受けやすいのが足首・膝・腰です。
関節が曲がることで衝撃の力を逃してくれますがアーチで吸収できなかった力を他の関節がカバーすることとなります。
上からの体の重さと、下から地面の衝撃がぶつかることで関節を痛めてしまうのです。
アーチが落ちるとスネの骨からアーチに付く筋肉は引き伸ばされる状態となります。この筋肉は後脛骨筋(こうけいこつきん)です。筋肉が伸ばされるということは付着部にはストレスとなります。スネの骨の骨膜に炎症が起こったのがシンスプリント。後脛骨筋の腱がくるぶしに擦れて起こるのが後脛骨筋炎。アーチの方の付着部が骨を引っ張りすぎて変形するのが外脛骨(がいけいこつ)。
とこんな感じでアーチが落ちて後脛骨筋が伸ばされるだけでもいくつもの怪我になる可能性が考えられるのです。
初めの方に書いた足底筋膜炎・モートン病も一緒です。
アーチが低下して平べったくなることで足は引き伸ばされます。アーチに張ってるものは足底筋膜というものです。アーチが低下すれば足底筋膜も引き伸ばされるので足底筋膜に炎症が起こり足底筋膜炎になってしまいます。
横アーチが低下すると指の骨と骨の間についている靭帯が引き伸ばされ、靭帯と骨などによって神経にストレスがかかります。そして神経に炎症が起こり神経腫が出来上がります。ここに刺激が入って当たるたびに痛いのがモートン病です。
最初の持久走の話に戻すと自宅でのオンライン授業などでいつもより歩くことが減り弱っているアーチを支える筋肉などが、急に長い距離を走れば痛めるのは当然です。準備ができていない部分を痛めつけているということになります。
このようにアーチの低下はさまざまな症状になっていきます。
しかしこのような症状になろうが原因を辿っていけば原因はアーチです。
なのでアーチを治せばこのような症状も改善させることが可能です。
しかし、この後問題になってくるのが、なぜアーチが低下したかです。これは使い方などが大きく関わってくるので、その人その人で原因は変わってきます。
その原因をさぐるために、当院では全身を診させていただく全身バランス整体をお薦めしております。
アーチ低下の原因を探し、そしてアーチを整え、そしてアーチ保持に必要な筋肉を鍛えます。
お困りの方はぜひ、三鷹あゆむ整骨院にご相談ください!!