11月になり肌寒い季節になってきました。季節の変わり目はギックリ腰(急性腰痛)や首の寝違えなどが増えてきます。これは寒くなって体が固まりやすいからと言われることが多いですが、本当にそれだけが原因なのでしょうか?
体は疲れを蓄積していきます。
本来睡眠は体を回復するためのものです。寝起きに体が痛い方は要注意です。
寝ても回復できないくらい体に疲れが蓄積しているか、寝具が合っていない可能性があります。あとは関節などを痛めている可能性もあります。
関節を支える筋が、睡眠を取ることで緩み、起き上がった際に支えられずに痛めている関節に負荷がかかり強い痛みが出ます。
この場合は動いているとまた支える筋が硬くなり痛みが軽減しますが、寝て起きるとまた激痛になります。
他にも、しばらく耐えていると痛みがなくなるという方もいらっしゃいます。
これは治ったというわけではありません!
痛みをかばって体の筋が緊張し固まることで痛みを必死に出さないようにしているだけの可能性が高いです。
負担をかけていた体の使い方は変わっていないわけなので、また痛めることになり、痛みを繰り返すことになります。
そして痛みを出さないように必死で頑張っている体にストレスをかけ続ければ、次に痛めるときは更に強い痛みとして出てしまいます。
耐えれば治るというのは、危険なことです。ごまかしているだけなので、しっかりと早めのケアをしていきましょう。
人間の背骨は首に七個、背中に十二個、腰に五個の椎骨と呼ばれる骨があります。その下に仙骨があり骨盤を形成しています。上には頭蓋骨と呼ばれる頭が乗っています。
この二十四個の骨がそれぞれ動いてくれるのが理想的です。しかし体は、使い方のクセがあります。
ガチガチに固まって動きづらくなった関節があれば、その動きを負担するために頑張りすぎてしまう関節もあります。
例えば頑張っている腰の関節に、体が丸まることで頑張っていた関節に更に体重などのストレスがかかってしまうとヘルニアになる恐れもあります。
そして、これもしっかりと体の使い方などを直していかないと、痺れなどがなかなか取れなかったり、他の関節を痛める可能性が高くなります。
筋が緊張しやすい使い方をしていれば、疲れやすかったり、体も硬くなりやすいです。
特に猫背は要注意です!!
骨盤が後ろに倒れて、腰も丸まり、バランスを取るために頭を前に持ってくるので、頭を支えるために首・肩がガチガチになってしまいます。
この姿勢により筋を酷使し続ければ、背骨と背骨をつなぐ小さい筋まで固まっていきます。
そうなると関節の動きが悪くなってきて猫背が慢性的になってしまいます。
背中から首の緊張はもちろん、腹腔も圧迫され内臓の働きも悪くなります。
首が固まると頭の筋も固まり頭痛などにも発展します。不良姿勢は体にとって悪いことだらけです😥
三鷹あゆむ整骨院では、ぎっくり腰(急性腰痛)の治療はもちろん!
繰り返しの腰痛・慢性痛もしっかりと治療していくことができます。
痛みの根本的な原因を治療し、骨盤を整えることで左右のバランスを整えます。体の正しい使い方や、家でできるセルフケアなどをお伝えして、体にストレスを溜めない体づくりをお手伝いさせていただきます。
健康な体を作っていきましょう!!