スクワットの真実!?

2024/05/08

カテゴリー:あゆむの気まぐれブログ, トピックス

 

突然ですが!スクワット正しくできていますか?

 

フォームがきれいなスクワットはそれだけで腰痛や膝の痛みを軽減することができます。

しかしYouTubeなどの動画などをみていると、“膝を爪先より前に出さない“と指導している動画を多くみます。

これは、正しい指導なのでしょうか?

そんな話を今回は深掘りしていきたいと思います。

 

 

まずはスクワットが「膝を爪先より前に出さない」と言われているのがなぜなのでしょうか?

 

スクワットにおいて「膝を爪先より前に出さない」という指導が広まった背景には、特にアメリカの研究が影響しています。

 

1970年代に行われた一部のバイオメカニクスの研究では、スクワット時に膝が爪先を超えると膝への圧力が増加し、これが潜在的な怪我のリスクを高める可能性があるとされました。この研究結果がトレーニング指導の一般的なガイドラインとして広く受け入れられるようになりました。

しかし、その後の研究では、スクワット時に膝が爪先を超えること自体が必ずしも怪我のリスクを増大させるわけではないことが示されています。むしろ、適切なフォームで行えば、膝が爪先を超える動作は自然であり、個々の身体の構造に基づいて適切な範囲で行うべきだとされています。

このため、スクワットのフォームに関するアプローチは、個人の体型、柔軟性、筋力の状態に応じてカスタマイズされるべきであり、一律のルールに従うのではなく、個々のニーズに合わせた指導が求められるようになってきています。

日本ではこの1970年代の影響を未だに受けていて「膝を爪先より前に出さない」と指導するトレーナーも多く、そのように指導された方々が疑問に思うこともせずに動画配信をして間違った情報が広まり続けています。

※しかしこの業界は正しいと言われていたものが数年後にはやってはいけないものになってしまうことも多々あります。どの情報が正しいかはいろんな情報を集め信頼できる情報を見つけましょう!!

 

では、正しいフォームとはどういうフォームなのでしょうか?

これに関しては上記で個々のニーズに合わせた指導とありますが、その中でも基本的な部分をお伝えさせていただきます。

 

適切なスクワットのフォームは次のようになります。

1.背筋をまっすぐに保ち、腰部の適切なS字カーブを維持して行う。

2.膝が内側や外側を向かないよう、膝をつま先の方向に保つ。

3.体重は足の全体に均等に分散させ、特にかかとに体重をしっかりと乗せる。

4.股関節をうまく使い、お尻を後ろに突き出すような形で腰を下ろす。

5.膝の動きが自然に爪先を超える場合は無理に制限しない。

以上のことを意識して行うことで体を痛めるリスクは圧倒的に減ります。

 

 

スクワットがなぜ大切なのか?

と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

 

日常生活においてもスクワットはとても大切な動きです。

しゃがむ時・立ち上がる時・椅子の座りと立ち上がり・階段の登り降り(片足スクワット)などなど股関節・膝・足首を同時に曲げる動きは至る所で出てきます。

歩いている時の股関節・膝・足首の動きの連動もスクワットの動きや筋肉の使い方が関係しています!

例えば、スクワットをするときに膝が内側に入ってしまう動きをする方がいらっしゃいます。この動きは膝を痛める動きと言われています。

スクワットでその動きが出ている方は歩行の際にもスクワットほど膝を曲げないので見た目は分かりにくいですが小さく膝が内側に入ります。その結果、歩行の度に小さなストレスの蓄積になるので歩けば歩くほど膝を酷使してしまいます😱

 

体に痛みが出るということは間違いなく!

痛い箇所に過度にストレスをかけてしまっている結果です。

そんな時は体の使い方が間違っています!

 

 

そして見た目にも正しいスクワットは大切です!!
スクワットが下半身を鍛える種目で、お尻を鍛えたいからスクワットをしています。という方も多いと思います。
それでは、あなたがやっているスクワットはお尻に効いていますか?
お尻が使えないと、太ももに負荷がくるはずです。
スクワットは目的によりフォームを変えて効かせる場所を変えることができるので、太ももを鍛えたいのであれば問題ありませんが。。。
足を細く綺麗に見せたいと思っている方は、お尻を鍛えることはとても効果的です!!
お尻の筋肉は大殿筋という大きな筋肉があります。
なんのために大殿筋は大きいのでしょう?
答えは単純です。使うために大きいのです。体を支える・動かすために必要だからです。
ではお尻を使えないとどうなるのでしょう?
人間はなんとなく動けてしまいます。それはいろんな筋肉がカバーし合って生活できます。
大殿筋が使えない分、足や骨盤周りの筋肉が頑張ります。
その結果、骨盤が大きく広く見え、足が太くなります
正しいフォームでスクワットをするということは、綺麗な体を手にいれる近道です(^。^)

 

正しいフォームで正しい動きや正しい筋肉の使い方を体に覚えさせ体を効率よく使い、痛めにくい体を作っていきましょう!!

興味を持っていただけたらぜひ三鷹あゆむ整骨院にご連絡ください!!

一緒に体作りから頑張っていきましょう!!

 

 

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