突然ですが!
枕の高さ、何が正しいのか迷われていませんか?
たかが数センチの違いと思うかもしれませんが、この数センチがとても睡眠にとっては大切です。
人は1日に6時間から8時間ほど寝る方が多いと思います。
少し前までは8時間の睡眠を取ることが身体にはベストと言われたこともありましたが、これは個人差が大きいです。
睡眠は体質や性、年齢など個人的な要因に影響されるため絶対的基準がありません。
「睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分」と、睡眠時間にはこだわらなくて良いというのが専門家の見解です(※1)。
ドジャースの大谷翔平選手は1日10時間の睡眠をとるようにしているそうです。
6時間でも24時間のうちの4分の1ですし、10時間ともなると1日の半分近くを眠っていることになります。
これだけの時間を過ごす寝具が適当でいいのでしょうか?
※1 睡眠障害の対応と治療ガイドライン
人はなぜ睡眠を取らないといけないのでしょう?
睡眠は脳の整理の時間です。
生活の中での脳の記憶を定着させるために睡眠は大切です。
短期記憶を長期記憶にするには深い睡眠時にシナプスが強化されるという研究もあります。
そして脳だけではなく、身体にも睡眠は影響があります。
一晩の睡眠が不足すると、翌朝の熱産生量が約20%低下します。体はよく眠れなかった夜のエネルギー消費量が通常よりも多かったことを記憶し、食事からのエネルギーを蓄えこれを補おうとします。その結果、脂肪がつきやすく痩せにくい身体になります。
ですので、睡眠は身体を休めるだけではなく、脳にも身体にもいろんな影響があります。
そして睡眠に大切なのが寝具です。
枕は首の肩の緊張を取るのにとても大切です。
寝ている時にも首肩が緊張していると、疲れも取れないですし寝違えなど痛める原因となってしまいます。
ではどうしたら首肩の緊張を取ってくれる寝具になるのでしょうか?
それは生理的弯曲と体をしっかりと支えてくれるということが大切です。
人間が正しく立っている状態が寝ている姿勢には大切です!
ですので、もし枕が低くて顎が上がってしまっている場合、起き上がった状況で考えたらどのような姿勢でしょう?上を向いているような姿勢になっていると思います。
起きている時にずっと上を向いていたら首が辛くなってくる人もいると思います。そのような姿勢を寝ている時にやっているので身体にはあまりよくありません。
逆に枕が高すぎるとどういう姿勢になりますか?それは下を向いているような姿勢になると思います。
デスクワークの方はわかると思いますが、ノートPCをやるために視線をずっと下に向けているのはとても辛いと思います。もちろん寝ている時には頭を支える負担はないので起きている時よりは負担は少ないですが首の筋肉をずっと伸ばし切って寝ているので血流も悪くなってしまいます。
顎が上がりすぎず、頭が持ち上がりすぎず、
理想は立っている姿勢、顔の面が床と平行になることで首の筋肉の負担を軽減することができます。せっかくの睡眠です。最大限の回復力を得られる睡眠をしましょう!!
当院で販売している枕は、首を正しく支えつつ通気性がよく脳を冷やしてくれる枕です。
今回は書き切れませんでしたが睡眠には脳の温度が下がることが睡眠の質を上げるのには大切です。ですので頭を包み込んでしまうと熱の放散がうまくいかずに睡眠の質を下げてしまいます。そこで当院の枕は締め付けることをせずに熱をしっかりと逃がしてくれるように設計されております。
睡眠の質でお悩みの方はぜひご相談ください!!