外反母趾でお悩みの方へ  三鷹あゆむ整骨院ブログ

2024/11/30

カテゴリー:あゆむの気まぐれブログ, トピックス

  1. 外反母趾とは?

 外反母趾(がいはんぼし)とは、足の親指が小指側へ曲がり、親指の付け根の関節が外側に突き出してしまう状態を指します。

この状態になると、靴を履いたときに親指の付け根が当たって痛みを感じたり、腫れや炎症が起こることがあります。ひどくなると親指が隣の指と重なり、歩くのが困難になる場合もあります。

外反母趾の主な原因は、足に合わない靴を履くことや、ハイヒールや先の細い靴など、足に負担をかける靴の使用が挙げられます。また、遺伝的な要因や、足裏の筋力低下、偏平足などの足の形状が影響することもあると言われています。

外反母趾は単に見た目の問題ではなく、放置すると歩行バランスが崩れ、膝や腰に痛みが生じることがあります。早期発見と適切な対処が大切です。

  1. 外反母趾の原因

外反母趾の原因は、生活習慣や体の特性など複数の要因が絡み合っています。主に以下のような理由が挙げられます。

  1. 足に合わない靴の使用

外反母趾の最も一般的な原因は、不適切な靴の使用です。特に、先の細い靴やハイヒールは、足の指を窮屈な状態に押し込みます。このような靴を長期間履くと、親指が曲がる方向に力が加わり、変形が進む可能性があります。

  1. 遺伝的要因

家族に外反母趾の人がいる場合、同じ症状になりやすいと言われています。遺伝による骨格の特徴や筋力の弱さが影響するため、家族の病歴も外反母趾のリスクを高める要因の一つです。

  1. 筋力やバランスの低下

足裏の筋力が弱くなると、足のアーチが崩れ、体重が均等に分散されなくなります。その結果、足の骨に過度な負荷がかかり、親指の変形につながることがあります。

  1. 偏平足や足の形状の問題

偏平足や甲が低い足の人は、親指に負担が集中しやすく、外反母趾になりやすいとされています。

  1. 不適切な歩き方や姿勢

体重が親指側に偏るような歩き方や姿勢は、親指に過剰な負荷をかけ、外反母趾の進行を助長する原因になります。

これらの原因が複雑に絡み合い、外反母趾を引き起こします。特に、靴選びや足のケアが不十分だと、症状が進行しやすくなるため、予防のためにも日常生活での足への配慮が重要です。

  1. 外反母趾の症状

外反母趾の症状は、足の変形だけでなく、日常生活に影響を及ぼす痛みや不快感を伴います。症状の程度は個人によって異なりますが、主に以下のようなものがあります。

  1. 親指の付け根の痛み

初期段階では、親指の付け根(関節部分)に軽い痛みや違和感を感じることが多いです。進行すると、靴に当たった部分が炎症を起こし、腫れや赤みが生じることもあります。

  1. 足の変形

親指が小指側に曲がり、親指の付け根の関節が外側に突き出すのが最も特徴的な症状です。これが進むと親指が隣の指に重なり、見た目にも明らかな変形が起こります。

  1. 靴が合わなくなる

足の変形により、今まで履いていた靴が窮屈に感じるようになります。特に先の細い靴やヒールのある靴では痛みが強くなり、歩行が困難になる場合があります。

  1. 歩行の影響

外反母趾が進行すると、足全体のバランスが崩れ、歩行が不安定になります。これにより、長時間の歩行や立ち仕事が難しくなることがあります。

  1. 他の足のトラブル

外反母趾が悪化すると、隣の指が押しつぶされることで「ハンマートゥ」や「たこ・魚の目」などの二次的なトラブルが発生することがあります。

  1. 関節や全身への影響

足のバランスが崩れることで、膝や腰、股関節に負担がかかり、これらの部位に痛みが生じることもあります。

外反母趾は、単なる足のトラブルにとどまらず、日常生活や全身の健康に影響を及ぼす可能性があります。早期に適切な対処を行うことで、これらの症状を和らげることができます。

  1. 外反母趾を放置すると?

外反母趾をそのままにしておくと、見た目の問題だけではなく、痛みや不快感が悪化し、日常生活や全身の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。親指の変形が進むと、隣の指に重なるような状態になり、靴を履くことが困難になるだけでなく、靴擦れや炎症が頻繁に起こるようになります。また、親指の付け根に慢性的な痛みが発生し、歩行や立ち仕事に支障をきたすことが多くなります。

さらに、外反母趾の進行によって足のバランスが崩れると、歩行時に余計な負担がかかり、足裏に痛みを伴うタコや魚の目ができることがあります。この影響は足だけに留まらず、膝や腰、股関節といった他の関節にも負担をかけ、関節痛や腰痛を引き起こす原因となります。結果として、全身の健康状態を悪化させる可能性があります。

こうした状態を放置すると、歩行がさらに困難になり、外出が億劫になることで運動不足にもつながります。それにより、生活の質が低下し、心理的な負担も増してしまうことがあります。外反母趾は早めの対処が重要です。症状が軽いうちに適切なケアを始めることで、これらの悪影響を未然に防ぐことができます。専門家に相談し、予防や治療に取り組むことをおすすめします。

  1. 整骨院での外反母趾の治療方法

整骨院では、外反母趾の痛みや変形を改善するために、症状の進行度や個々の状態に合わせた治療を行います。

  1. 骨格の矯正

外反母趾は、足の骨格バランスが崩れることで進行します。整骨院では、足のアーチを正しい位置に整え、骨格全体のバランスを調整する施術を行います。これにより、足への負担を軽減し、痛みの緩和や変形の進行を抑えます。

  1. テーピング療法

親指を正しい位置に戻すために、専用のテーピングを使用します。テーピングは簡単に装着できるため、日常生活の中で親指の位置をサポートしながら症状を改善します。

  1. 筋力の強化

足裏やふくらはぎの筋力を鍛えるためのエクササイズやストレッチを指導します。特に、足のアーチを支える筋肉を強化することで、外反母趾の根本的な改善が期待できます。

  1. 足底板(インソール)の提案

整骨院では、患者の足の形や状態に合わせて、オーダーメイドのインソールを提案する場合があります。インソールを使用することで、足裏の負担を均等に分散させ、症状の悪化を防ぎます。

  1. 生活習慣の指導

外反母趾の原因となる靴の選び方や歩き方、姿勢についてのアドバイスを行います。これにより、再発を防ぎ、長期的な健康維持をサポートします。

以上のような治療方法が多くの治療院でやっております。

6.三鷹あゆむ整骨院のアプローチ

では三鷹あゆむ整骨院ではどのような治療をしているのかをご紹介します。

まず、外反母趾は足だけの問題だとは考えておりません。

母趾側に体重がかかりすぎると本来支える内側縦アーチが支えることができずに扁平足のように潰れる力がかかります。その際に床からの反力により母趾が小指側に押されてしまいます。その母趾の位置で使っていると、その母趾の位置を維持する筋肉ばかりが発達して正常な位置で使うための筋力が衰えてしまい外反母趾が完成します。

それを治すためにはまずはなぜ母趾側に体重がかかってしまうかが大切です。

多くは股関節の使い方がうまくいっていないことです。股関節の力が弱いと体重を支えきれずに足のアーチを潰す力になります。

なので股関節を正しく使い足への負担を軽減することで正しく足を使いやすくなります。足を治すためには股関節も治していく必要があります。

その後に考えるべきは身体の使い方です。

正しく整えた身体は何によって維持されるでしょうか。それは自分自身の筋肉です。

正しく整えた身体を正しく身体を使うことで正しい身体を維持するための筋肉がついてきます。

三鷹あゆむ整骨院では整体で正しく身体を整えて、正しい使い方を練習します。そして必要があればテーピングで補助することで、外反母趾でお悩みの方が根本的に治していくお手伝いをさせていただきます。

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  1. まとめ

外反母趾は、足の見た目の問題だけでなく、日常生活や全身の健康に深刻な影響を及ぼす可能性のある症状です。原因には靴の選び方や生活習慣、足の形状だけでなく、体全体の使い方も関係しています。

早期の対処と適切なケアが、症状の悪化を防ぎ、改善への近道となります。三鷹あゆむ整骨院では、外反母趾を「足だけの問題」と捉えず、全身のバランスを整えることで根本的な改善を目指しています。

外反母趾にお悩みの方は、一人で悩まずにぜひ専門家にご相談ください。正しいケアと適切な生活習慣で、痛みのない快適な毎日を取り戻しましょう。

 

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